Minatoのクッキングラボ

脱サラして飲食店経営を目指す一般人が作った料理のレシピを紹介するブログ

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豚の角煮の低温調理に失敗した話

こんにちは、めっきり低温調理がブームになっているMinatoです!

 

豚の角煮、美味しいですよね。

トロッとした脂身と濃いめの味付けがついつご飯をおかわりさせてしまう、謎の魔力を秘めていると感じさせます。

でも角煮を作るにはバラ肉の表面に焦げ目をつけて、下茹でした後に調味液で煮てと、工程が多くて面倒くさいですよね?

そこで今回はそんな面倒な工程を省いて、調味液で低温調理するだけの角煮を作ってみました!

タイトルにもあるように、あまり美味しくできなかったのでその考察をしていこうかと。

よければお読み下さい!

 

豚の角煮 豚バラ肉 角煮

今回作った豚の角煮

材料/レシピ

今回はそもそも失敗しているので、ここはサクッと書きます。

飛ばして頂いて全く問題ありません!

 

材料

  • 豚バラ肉 ・・・500g
  • 生姜   ・・・1かけ
  • 醤油   ・・・80 mL
  • 酒    ・・・80 mL
  • 水    ・・・100 mL
  • はちみつ ・・・大さじ2杯

 

作り方/レシピ

  1. 薄切りの生姜と調味料を鍋に入れ、
    弱火で10分ほど加熱しアルコールを飛ばします。

  2. 豚バラ肉を4cm程度の角切りにして、
    粗熱をとった1の調味料と一緒に真空パックします。

  3. 2を63℃で7時間、低温調理します。

  4. 完成!

 

考察

さてさて、この豚の角煮の作り方の何が悪かったのでしょうか?

考察して、次に活かしていきたいと思います!

 

良かった点

低温調理でしたが7時間しっかり加熱したので、豚の臭みは無くなっていました。

以前ローストポークを低温調理で作った時に、加熱時間が短かったせいなのか
臭みが取れていなかったことがあるので少しだけ進歩しました。

 

後はあえて上げるとするならば、工程が少なくて手間がかからなかったというところでしょうか。

この点はなるべく変えずにいきたいのですが、もしかしたらどうしようもなく工程を増やさざるを得ない日が来るかもしれないです。

 

悪かった点

1番ダメだったところは、脂身がトロトロにならなかったこと!

角煮の醍醐味の、あの脂身が固くて非常に残念なものになっていました泣

調べてみると脂身やコラーゲンを柔らかくするには80℃近くにするか、63℃で24時間以上加熱する必要があるらしいです。

ここは今後の課題として、どれくらいの温度と時間で加熱すればいいのか、検証していく必要がありそうです。

そうなると低温調理器が欲しくなってきますね。

少し高価ですが買ってみる価値を見出せてきたので、余裕ができたら買おうかと!

 

次に気になったのはアクですね。

今回は下茹でも何もしていないので、完成した煮汁にはアクが目立っていました。

見た目が少し悪くなってしまうので改善したいですが、これを改善しようとすると下茹でするしかないので工程が増えてしまうんですよね。

良質な肉ならアクが少ないといいますが、コストがかさんでしまいますし。

なかなか全て上手く収まる方法は見つからないものです。

 

これも下茹でをしなかったのが原因ですが、肉汁が出た分タレが薄くなってしまいました。

肉汁が出る分調味液を濃くすれば、この問題はあっさり解決しそうです。

 

最後は、味が染み込んでいなかったこと。

これは低温調理をしているので分かっていたことなのですが、長時間加熱しても味は染み込むことはないのことが確認できました。

冷めるときに味が染み込むのは有名な話ですが、低温調理をした後に冷ましても味が染み込むのかどうか確認する必要がありそうです。

 

最後に

豚の角煮1つとっても、料理の奥深さがわかりますね。

一先ずは、トロトロかつほろほろな感じの豚の角煮ができる温度と時間を見つけるのに専念したいと考えています。

なるべく工程は踏まずに、簡単にできるレシピが出来ればいいなぁとも思っています。

電子レンジとか使えば上手くいくかもしれないですね!

最適解を目指して精進しますよ!

 

最適な時間と温度が分かったら、味付けですね。

分量はもちろん、スパイスまでしっかり考えていきたいです!

 

それでは、また!